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聖徳宗 法隆寺元管長 大野可圓「共是凡夫耳(一行書)※聖徳太子『十七条憲法』」真作共箱■作家名：大野可圓

■作品名：共是凡夫耳
※聖徳太子『十七条憲法』「我必ず聖に非ず。彼必ず愚かに非ず。共に是れ凡夫ならくのみ。」より。
意味：私が聖者であるわけではない。彼が愚かであるわけではない。お互いに凡夫でしかないのである。

■手法：紙本・墨

■寸法：本紙112.6×32.0㎝、総丈184.0×45.8㎝

■備考：サイン「法隆寺長老 可圓謹書」、印「篤敬三寶」「法隆可圓」

■状態：ソリがございます。陶器軸先。

■付属品：共箱、紙たとう箱。

■略歴
【大野可圓(1917～2005)】
1982年から92年まで法隆寺管長を務めた。
法隆寺の境内整備に尽くした同寺の106代目住職。
聖徳宗3代管長。新潟県新潟市出身。1925年(大正14年)法隆寺に入る。
1928年(昭和3年)得度。龍谷大学卒。佐伯定胤に師事。
陸軍報道班員を務めた。再び徴兵され、中国大陸で敗戦を迎えた。
1982年(昭和57年)4月1日住職就任。1992年(平成4年)退任。2005年(平成17年)3月29日死去。87歳。著書は『維摩の説法』。自坊は普門院。

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