答礼人形の企画制作された吉徳さんの発注のお品でしょうか、吉の印が押されています。東光さん、サイドに丸徳の印あります。けうえや並河人形店、京都四条御旅町証紙には大正八年十月と記されています。昭和2年答礼人形として海を渡った頃のいちまさんのお顔が似ててときめいてお迎えしました。身体に小さい汚れはありますがお顔やおぐしその他の状態良く保たれています。存在感のある子でちょっと伏し目の美しい子です。オリジナルの着物を着て我が家にやって来ましたが、やはり経年の傷みがあり、どうしても緑色の着物を着せたくて仕立てました。お色が華やかで可愛く着こなしています。最後のお写真はオリジナルの着物と帯です。これを着せると遠い昔の姿を懐むことができます。お写真の枚数に限りがあり不明な所があれば、お尋ね下さいませ。アンティークのお人形を、ご理解下さりご検討の上お迎え頂けると幸いです。