■『写真にみる東武熊谷線 ―なつかしの妻沼線40年の歩み―』記念誌 平成5年 熊谷市立図書館 卸売 鉄道資料 非売品

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●「東武熊谷線」は、埼玉県熊谷市の熊谷駅から大里郡妻沼町(現・熊谷市)の妻沼駅までを結んでいた鉄道路線。地元では妻沼線(めぬません)とも呼ばれていました。もともと、旧日本軍の命令で建設された路線で、第二次世界大戦末期に、群馬県太田市の中島飛行機(現・SUBARU)への要員・資材輸送を目的として、熊谷駅~東武小泉線・西小泉駅間の建設が計画され、第一期区間として1943年(昭和18年)12月5日、熊谷駅~妻沼駅間が、突貫工事で開業。しかし、第二期区間である新小泉駅~妻沼駅間開通前に終戦を迎え、全線開業を見ません。 ●東武本線系および東武東上線系のいずれにも属していない独立した路線だったことで、他路線と一体的、効率的な運用ができず、沿線開発もあまり進まなかったことから、開通以来、赤字続き。東武鉄道は1978年(昭和53年)から廃止方針を説明。沿線自治体や住民からは存続要望もありましたが、東武鉄道は自社の立場を誠意を持って説明し、監督官庁の許可を経て、1983年(昭和58年)5月31日の運行限りで廃線。 ●地元、熊谷市立図書館が編集、制作し、平成4年1月から3月にかけ、同館で開催された「回顧展」に合わせ、関係者に配られたという、非売品の超お宝本。 ●B5判、104ページ。書き込みや旧蔵印、激しい傷みといった欠点は特別ありません。スタート。全国送料サービス。

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